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換算1200mmを手持ちできるシステムを手に入れた

2022-06-02




つまりマイクロフォーサーズ的大砲レンズを手に入れた話。
(デカすぎて取り回しが大変だよ!!)

買ったもの

レンズは新品を買うつもりで売り場に行ったら、半導体不足で入荷時期不明というので中古を。
メーカーにお金落とすつもりだったんだけどなー。
仕方ないなー。

M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

換算600mmの単焦点レンズ。
中古のB級品で217,494円でした。
三脚座を外しても1.2kg、長さは280mmあります。

フルサイズやAPS-Cユーザーは慣れたサイズかもしれないけど、マイクロフォーサーズ勢としてはものすごく大きくて重いです。。。

だって、もともと持ってたこのレンズだと最大望遠が換算600mmで423g、長さは116.5mmしかないですからね。
なんといっても機動力が違う。
ズームもできるし、1本あるとすごい便利です。

テレコンバーター付けて並べると差がすごい。
ただこれだとテレコンバーター使えないので、今回の巨大レンズ購入に至ったのでした。

M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20

焦点距離を2倍に伸ばすテレコンバーター。
中古で37,800円でした。
これを付けるとF4(換算600mm)→F8(換算1200mm)となります。

ちなみに倍率1.4倍、F5.6(換算840mm)にするテレコンバーターもあります。
F値を考えるとこっちのほうが…という意見もあったり。

まぁでも、840mmと1200mmじゃ全然違いますからね。
環境選ぶけど個人的には大きく撮れるのが正義。

プロテクトフィルター

φ77mmのやつが必要です。
なんとなくOLYMPUS純正品を選択。

レンズケース

レンズむき出しじゃ困るってことでレンズケースも。
新品で買った場合は付属してます。

テレコンバーターを付けたまましまえるのは〇。
一応ひっかけるためのタグが付いてるけど、合計1700g近くを支えるにはちと不安。。。

レンズ交換がかなり大変なので楽にしたいなぁと言いつつ、いい案が思い浮かばないまま半年経ちましたw

写真撮ってみた

まぁどうせここに上げるのは画質を相当落としたやつなんでね!
フルサイズだと1枚15MBくらいあってスマホ勢のギガがなくなっちゃうからね!

エモくて高画質な写真は他サイトで探してもらって、ここでは1200mmだとどれくらい寄れるのかだけ見てもらえれば。
画像はすべてテレコンバーター付き、ノートリミングです。

セグロセキレイ

普段歩いてるくせに近寄ると飛んでっちゃうやつ。
結構離れているので特に警戒することもないみたいです。

セグロセキレイ(Japanese Wagtail)

メジロ

人を近付けない&近付ける場所にいない&小さい。
池の中の葦をちょこちょこしてました。

物理的に近寄れない場所を撮るのになかなか良い。

メジロ(Warbling white-eye)

カルガモ

緑の葉っぱより泥だらけの根っこが食べたいカルガモ。
遠くからだと食事を中断しないのでイイ感じ。

ところで泥だらけだけど美味しいんですかね…。

カルガモ(Spot-billed duck)

ダイサギ

池の真ん中で小魚を捕まえたところ。
ダイサギは的がデカいので多少距離があっても何とかなったりはしますけどね。

単焦点1200mmだと近寄られるとはみ出すので逆にアウトですw

ダイサギ(Great Egret)

ネコ

ネコサイズになると、土手の上から一番下にいるのを撮ってもかなり大きく。
ちなみにこれはツグミか何かを獲り逃がしてしょんぼりしてるところ。

ネコ(Cat)

ショウジョウトンボ

この使い方をする人はどれくらいいるんだろう。
池の向こうのトンボを1200mm×デジタルテレコン5倍(手持ち)で撮ったやつ。

凄まじく寄る上にレンズが重くてプルプルするので揺れる揺れる。。。
実際ファインダー覗いてる間は全く静止してなくて、よくピント合ったなぁwって感じでした。

ショウジョウトンボ(Scarlet Skimmer)

使った感想

とにかく重い、そして揺れる

私は三脚使わずすべて手持ち派なので、この重さはなかなかしんどいですw
特に風が強いときや上向いてるときなんかが大変。
プルプルしっぱなしです。

そして撮影時は10kmくらい歩いてることが多いので、撮ってない時もしんどいw
最初は手が腱鞘炎になるかと思いました。。。
春夏はマクロレンズを付けてることも多いので気にならないですが、鳥メインになる冬までにもう少し鍛えないと。。。

ついでに車の免許持ってなくて片道数十kmを自転車で移動する人なので移動もしんどいw
まぁこれは解決策があるので何とかなりますけども。

フォーカスが全域だとかなり迷う

フォーカスリミット(全域、遠・近距離)の切り替えスイッチがレンズ側についてますが、全域にするとめちゃくちゃ迷いますね。
遠・近のどちらかにして使ってます。
そしてスイッチ切り替え忘れてAF効かない?!とうろたえたりします。

うっかりMFになっちゃう

レンズのフォーカスリングを手前に引くことで強制的にMFに変えられる仕様ですが、これがいつの間にか切り替わっちゃってまたもやAF効かない?!という事態に。
いい加減慣れろという話なんですが。。。

レンズ交換が大変

75-300mmのズームレンズ、60mmのマクロレンズ、あと標準レンズを合わせて3本持ったとしても小さいポーチに全部入るのにこのレンズときたら。
今までは斜め掛けしたポーチを開ければレンズ交換ができたのに、このレンズは毎回リュックを開けて交換してます。
もう少しいい感じにできればいいんですけど案が出ない。。。

それでも手持ち1200mmは強い

フルサイズ勢は小さくてもトリミングすればいいのかもかもしれないですけど。
常に自転車&徒歩で移動しながら撮るスタイルの私にはシステムが大きすぎて。。。
なので私はこの先もずっとマイクロフォーサーズを使う予定です。

お値段はまぁ。。。
でもやっぱり大きく撮れるのは楽しいですし撮れる幅も広がるのでおすすめです。

いい加減コロナが終息してたくさん撮りに行けるといいなー。

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