プログラミング

CentOS7でwifi接続できない場合の対処法

2019-06-15




ちょっとサーバーで試したいことがあったので、KonaLinuxを入れていたノートPCをCentOS7にしました。

さて、インストールも終わりyumであれこれインストールしようとしたら、以下のエラーが。。。

いろいろ調べた結果、初期状態のCentOS7ではwifiを使えないとのこと。
有線にしてもいいんですが、せっかくなのでwifiで使えるよう設定しなおしてみました。

前提

OS

CentOS7.6

ネットワーク設定

  • CentOSインストール時にwifi設定をしている
  • /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-xxxx ファイルでwifiのDNS設定をしてある

CentOSでwifiを有効にする

wifiが有効になっているか調べる

nmcliコマンドでNetworkManagerが認識しているインタフェースを確認します。

有線(enp0s25)は有効になっていますが、wifi(wlp3s0)は無効になっています。
これを有効にしないといけません。

ノートPCを有線接続する

ここで衝撃の事実。
wifiを使えるようにするには、yumでNetworkManager-wifiをインストールする必要があります。

yumが使えないから調べてるというのに。

wifi使えないのに何でインストール時にwifi設定できるんだよ…。
と言っていても仕方ないので、何とか有線接続しましょう。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enpxxxx ファイルにもDNS設定をしておきます。

変更したらネットワークを再起動します。

ノートPCにLANポートがある場合

有線環境がある場合はそのままLANケーブルを挿しましょう。
DNS設定が間違っていなければ、これでつながるはずです。

LANポートはあるけど有線環境がない、という場合は、wifiを有線LANに変換するコネクタが売っています。

ノートPCにLANポートがない場合

最近の薄型ノートにはLANポートがなかったりしますよね。

有線環境があるのであれば、LANポートをUSB接続に変換するコネクタがあります。

USB3.0対応のは2000円くらいします。。。
今回は1回yumできればいいので遅くてもいい、という場合はUSB2.0のものが1000円くらいで売ってます。

有線環境自体がない場合は、wifiルーターやスマホをUSB接続する方法もあります。
こちらはCentOSが認識してくれるか未確認ですが、試してみてください。

NetworkManager-wifiをインストールする

外部とつながるようなったら、NetworkManager-wifiをインストールします。

インストールできたら、ネットワークマネージャーを再起動します。

ここでLANケーブルを抜いて以下のコマンドを試してみると…

無事wifiで接続できるようになりました!!

もしインストール時に設定したのと別のwifiに繋ぎたい場合はこちらを参考にしてみてください。

有線接続を無効にする

networkを再起動してstatusを見ると、エラーを吐いていました。

どうも、有線接続していないのにインターフェースが有効になっているためのようです。
なので、以下を設定して有線接続を自動起動しないようにします。

これでnetworkを再起動すると、エラーが出なくなりました。

これ、有線接続したくなった時にまた設定変更しないといけないんですかね。。。
ちょっと面倒。

IPを固定にする

sshで外から接続したいので、IPを固定にします。

まずは今のIPを確認。

次に、wifi用の設定ファイル/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-[wifiのSSID] に以下を書き込みます。
IPは先ほど取得したのと同じwlp3s0 inet 192.168.3.4を設定することにしました。

CentOS7を再起動して、IPが変わっていないことを確認。

これでwifiを使ってyumし放題となりましたので、次はPHP環境を作っていきたいと思います。

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