平日なのにうっかり眠れず徹夜してしまったので、仕事前に少しだけ大宮公園へ。
この日はずっと曇っていて光が足りずダメ写真を量産することに…w
目次
場所
最寄り駅は東武野田線の大宮公園ですが、JR大宮公園からも散歩気分で歩いていけます。
中央が大宮公園(第一)、少し離れた東側に第二、第三公園があります。
今回は第一→第二をぐるっと回りました。
発見した生き物たち
鳥類
カルガモ
だいぶ大きくなった雛が。
サイズ的にはまだまだ小さいし羽根もぽわぽわしてますが、顔だけが大人っぽくなってます。
ママンはその横でストレッチ…ヨガ…?
浅いところでわちゃわちゃ。
ちなみに生まれたてに近い小さい雛も見かけましたが、撮るの失敗して全部ピンボケでしたw
昆虫類
シロスジヒメバチ
大きめのが飛んでるなーと思ったら何やらモノクロの虫が。
体長20mmくらい?と大型ですがガの幼虫に寄生するヒメバチの中までした。
メスは触角の一部が白くなるということなのでこれは女の子ですね。
セグロカブラハバチ
こっちは幼虫がアブラナ科の葉っぱ大好きなカブラハバチの一種。
8mmくらいしかない小さい種類だけど、周囲にさらに一回り小さいのも飛んでました(撮り損ねた)
墨色という幼虫も見てみたいけど、キャベツでも植えたらいいんだろか。
バラハキリバチ
バラの葉を好んで巣材にするハキリバチ。
幼虫は葉っぱの中に蓄えられた蜜や花粉を食べるのでバラにこだわる理由は匂いが好みとかですかね…?
この個体は近寄っても反応がなく、ガードレールの上に乗ったまま呼吸するだけ。
もしかしたら終わりが近かったのかもしれません。
ヤマトシジミ
よくみるシジミチョウの脚に何やら白いものが。
タンポポの綿毛…?
いや、クモの糸かも?
クモの巣って獲物がかかる確率が低い代わりに捕獲率高いみたいなイメージだったけど、実は結構脱出されてるのかも。
ナミテントウ
赤地に黒の斑点がたくさんあるタイプ。
ナミテントウは模様のパターンが多すぎて。。。
ナミテントウの模様についてちょっと面白い記事を発見。
その子の斑紋は必ず両親の斑紋を重ね合わせた斑紋になることが明らかになりました。両親の斑紋の重ね合わせで、赤い領域と黒い領域が重なる領域は、必ず黒色になります。次に、その子同士を交配した孫の世代の斑紋は、メンデルの遺伝の法則に従い両親の斑紋と子の斑紋が必ず1:2:1になるように現れます。
ナミテントウのパターンを決めるパニアという遺伝子があり、遺伝子の発現/非発現と発現領域の組み合わせで模様が決まるらしいです。
そのパターンは200以上あるそうでナミテントウ…というより研究した人すごい。
アオカミキリモドキ
体長12mmくらい?の小さい虫。
血液にカンタリジンという毒をもっていて、うっかりつぶしてしまうと火傷のようになってしまうらしい。
別名「ヤケドムシ」、「デンキムシ」というとか。
Wikipediaによれば
名前通りカミキリムシに似た触角が長い体長5-⒖mm程の小型の甲虫類だが、長めの触角以外にはカミキリムシとは全く似ておらず、大顎はあるもののカミキリムシほど顕著ではなく、体表もカミキリムシに比べて、甲虫とは思えないほど柔らかく、脚の先端近くの符節部分も、カミキリムシほど膨らんでおらず、容易に見分けが付く。
ということでカミキリムシ成分は触角だけなんだけどもっといいネーミングあったんじゃなかろうか。
英語でFalseとついてるのもモドキってことなんだろな。
ミドリイエバエ
メタリックでちょっと太ましい、ハエっぽいハエ。
眼が離れてるので女の子かも。
デコに柔らかそうな毛が生えてるように見えるけど触角は…?
ホソアシナガバエ
こちらもメタリックカラー。
ハエって意外と派手だよね。
この見た目でググってみるとまず「アシナガキンバエ」が候補に挙がるけど、実はWEB上にある画像は「ニセアシナガキンバエ」であることが多いそうで。
本当のアシナガキンバエDolichopus nitidusの写真はネット上には一つもないようです。(2010年7月)
今は2022年なので多少変わったのかもしれませんが、とにかく間違った画像が大量にあると。
今回撮った写真の翅脈を見るとZ型ではないのでアシナガキンバエではないようです。
この件は検証してる人もちょいちょいいて
このウデゲヒメホソアシナガバエはホソアシナガバエ亜科(Sciapodinae)に属し、この亜科では、翅脈相は上の写真の様に、M1+2脈がM1脈とM2脈に別れ、M1脈は前方に強く曲り、その後緩やかに元の方向に戻って、前方のR4+5脈の近くで翅端に達するのが一般的である(例外あり)。この種では、写真で見られる通り、M2脈はかなり弱い。
一方、本物のアシナガキンバエが属すアシナガバエ亜科アシナガバエ属(Dolichopus)の多くは、M1+2脈は2回直角に近い角度で曲り段状を呈す。
ということで翅脈的にホソアシナガバエであることを確認。
ただ、腕毛はなくつるつるに見えるのでウデゲヒメホソアシナガバエでもないと。。。
この辺りは生体をじっくり観察しないと判別できなさそうですね。
クモ類
クサグモ
別個体。
かなり赤みが強いけど、同じくクサグモ、だと思う。
似た種類にコクサグモがいるけど、頭の模様で見分けができるみたい。
ネコハエトリ
体長5mmくらいかな…。
ハエトリグモは小さいうえに落ち着きがないので撮るのが難しいです。
曇りで光も足りないしね。。。
オスは結構喧嘩っ早いらしく、ネコハエトリ相撲なるものもあるとか。
チャイロアサヒハエトリ
柔らかい色調で、やっぱり体長5mmくらいしかないハエトリグモ。
ハエトリグモは眼の並びが似てるから腹の模様は必須だな。
でも全体をぼかさないようにF値を上げると、光が足りなくてISOが上がり結局画質が残念なことに。。。
甲殻類
オカダンゴムシ
オカダンゴムシって分類何になるんだと思ったら甲殻類らしい。
エビと一緒かー。
まぁグソクムシも甲殻類だしな。
子供のころから当たり前にいるので在来種だと思ってたけど、実は明治時代ごろに入ってきた外来種らしい。
在来種だと思ってる中で実は外来種ってどれくらいいるんだろな。
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