雑記

ポケットコイルマットレスを解体してみたが…




先日ハンモックを導入しました。

アトピーにいいかも?ダニ対策にハンモック導入してみた

ジメジメした梅雨が明けて一気に暑くなりましたね! 梅雨の気温と湿度はダニの増殖にピッタリなので、アトピー持ちの皆さんはしっかりダニ退治しておきましょう。 といってもね。 ダニなんて、そこに住処がある限 ...

続きを見る

んで、今まで使っていたポケットコイルマットレスはもう使わないので廃棄したい。
粗大ごみで回収してもらえるものの、アパートのゴミ捨て場までもっていかないと…

うん、無理っすわ。

マットレスの重量は24kg。
両手で簡単に持ち運びできるサイズならなんとかなりますが、持ち手もないシングルサイズのマットレスをエレベーターなしアパートの1階ゴミ捨て場まで運ぶのは私には無理でした。
階段からけり落としていいならいけるけど、丁寧に運ぼうとしたら転んで怪我しそう。

ということで、自力で解体して分割して捨てることにしました。

粗大ごみで捨てるとしたらいくら?

解体する前に、そのまま捨てるとしたらいくらかかるのかを確認してみます。
私が住んでいるさいたま市では特定適正処理困難物という舌噛みそうなものに分類されていて、マットレスの場合はサイズに関わらず2200円です。
結構する。。。
まぁ自分で解体してみた感想から言うとこれくらい手数料もらわないとやってられないわ!って感じではありましたが。

ちなみにマットレスの下に敷いていた木製のすのこも捨てる予定なのですが、こちらは550円でいいらしいです。

このへんの価格差がどこから来るかというと、砕いて粉々にできるかどうかで決まるようです。
確かにコイルマットレスは圧縮しても縮むだけでしょうしね。

スプリングマットレスの解体方法

まずは解体方法を確認。
スプリングマットレスには

  • 小さいバネをたくさん集めたポケットコイルマットレス
  • 1枚の金網が入っているボンネルコイルマットレス

があるのですが、どちらも個人で解体可能なようです。
やろうと思えば。

ポケットコイルマットレス

今回のはポケットコイルマットレスなのでこんな感じ。

この動画だとハンディバーナーで不織布を溶かしてます。
私は別の動画を見てカッターで1つずつ切り開いてやったのですが、バーナーがあるならこの方が楽だと思います。
室内でバーナー使うのはどうなのかって話ではありますが。。。

バーナー自体は3000円くらいで1つあれば魚を炙ったりもできるので、他に使う用途があるなら買っておいてもいいかも。

 

マットレスによっては太い針金でマット部分とつながっていたりフレームが入っていたりすることがあるらしく、その場合は金属切断用の道具が必要になります。
私のやつは購入時に丸めて圧縮されてた=金属フレームなしだったのでカッターとハサミだけでいけました。

ボンネルコイルマットレス

ボンネルコイルマットレスの場合はこんな感じです。

道具があれば。。。
ですかね。。。

ボルトクリッパーは扱いが簡単だけど素材の硬度によって切断可能な直径が変わるので、先にコイルの一番太い部分を確認した方がよさそうです。
結構高いし。

鉄ノコ、サンダーを用意するくらいなら、もう便利屋でも呼んで運んでもらった方が安上がりな気がします。
素人がやろうとすると怪我する可能性もありますしね。

自分で解体してみる

方法も確認したところで解体していきます。
特に面白くもないのでそんなに写真撮ってないですw

外側のマット部分を外す

サイドからカッターでザクザクと切っていきます。
カッターは太くてしっかりしたやつがいいです。
細いやつだとちょっと心もとないかも?

1周切れ目を入れて引っぺがすと、コイルの上にべたっと1枚不織布が。
コイルの上面に切り目を入れて引っこ抜くつもりだったのに予定外。。。
引っ張っても剥がれないので諦めて横から抜くことにします。

コイルを抜いていく

不織布をサイドから切り開いて中身を抜いていきます。
これがまぁ面倒で。。。
コイルは512個あるので1つ1つに時間をかけると終わりません。
でもある程度丁寧に開かないと引っかかってコイルが出てきません。。。

最終的にたどり着いたのは、

  1. サイド(できるだけ上のほう)を横一直線にカッターで切り込みを入れる
  2. 筒の半周を切り開くイメージでハサミを入れる
  3. 手前に引っ張って筒の上の部分がすべて外れた状態にする
  4. 水平に引っこ抜く

というやり方。
コイルに刃が当たるせいかカッターがなまくらになっていくので、時々折りながらやるのがいいです。

1列抜き終わったら空になった不織布の袋を引っ張って外して次の列へ。
4時間ほどかかりましたw

ゴミを分別して袋詰め

コイルを抜き終わったら、金属部分と布・ウレタン部分に分別してそれぞれ袋に入れます。
写真撮るのを忘れましたが、

  • コイル:スーパーの大きめレジ袋4つ分
  • 布部分:45Lゴミ袋2つ分

となりました。
あとはこれをそれぞれゴミの日に捨てるだけです。

注意点

解体するときの注意点がいくつか。

マスクをしよう

コイルが収まっている不織布の袋の中に、何やら白い粉塵がたまっていました。
恐らく埃やダニなんかでしょう。。。
吸い込むとよくなさそうなのでマスクと、あればゴーグルをしたほうがいいです。

軍手をしよう

なきゃないでなんとかなりますが、あるなら使ったほうがいいです。
スプリングを引っこ抜くときに怪我します。
私は

どこかにある気がするー

と言っていたくせに作業を始めるときにはすっかり忘れていて素手でやりました。
血が出る傷が2ヶ所、その他細かい傷が多数できました。。。

コイルは抜いたらすぐに袋に入れよう

引っこ抜いたコイルはすぐに袋に入れてください。
後回しにして山積みするのは絶対ダメです。

後々巨大な知恵の輪になって後悔します。

コイルは分割して袋詰めしよう

重くて運べないから解体しているわけで、1つにまとめてしまうと台無しになります。
まぁコンパクトにまとまるので運べなくもないですが、重いのでごみ袋が破れます。

燃えないごみで捨てられない罠

布部分は燃えるごみ、コイルは金属だから燃えないごみ。
これでお金かからず捨てられる!
そう思っていたのですが。

燃えないごみで出したら回収されなかったよね。

なんでや。。。
と思って見直すと、回収できないものリストの中にスプリングが。。。

自治体によっては燃えないごみでいけるのでしょうが、さいたま市では回収不可でした。。。
車があるなら金属の処理場に自分で持ち込めばいいのでしょうが、うちは車もないし困った困った。

結局粗大ごみで

回収できないのはわかったけど、結局これどうしたらいいのよ。
許可業者の連絡先書いてあるけどそこに連絡するべき?

これを解体したのが連休中で業者は休み。
すのこは粗大ごみで出すんだし、とりあえず粗大ごみ受付で聞いてみよう。
ということで確認してみたところ、粗大ごみで回収可能とのことでした。

解体前と同じ2200円かかるけど!

品目はマットレス(スプリングのみ)になるらしい。
なんだか腑に落ちない。。。
いや、運べなかったから解体しただけで、処理代ケチりたかったわけじゃないけどさぁ。。。

とはいえ、自分で処理場に持ち込めない以上取りに来てもらうしかない。
しかたなく粗大ごみで申し込みしたのでした。。。

大物家具は捨てるときのことも考えて買おう

ポケットコイルマットレス、いいんですけどねぇ。
処分するのがだいぶ大変でした。。。

1人暮らしだとできることに限りがあるので、事前に処理方法について確認しておいたほうがいいかも。
家族や友人を動員できるならいいですが、1人で無理すると怪我をする可能性もあるので、どうにもならない場合は便利屋の利用なんかも検討した方がよさそうです。

あぁ、次引っ越すときはエレベーターがあるところにしようかなぁ。。。

 

-雑記

© 2024 そんなこと猫でもできる Powered by AFFINGER5