写真

見沼田んぼぶらぶら①七里総合公園

2022-05-29




遠出するときにカメラやらなんやらが計7kgくらいあって移動が辛い…。
ということでクロスバイクにリアキャリアを付けてみました。

とりあえずテスト運行しようと見沼田んぼまで行ってみたらいろいろ撮れたけど、ちょっと歩き過ぎた。。。

場所

見沼田んぼは埼玉県さいたま市見沼区の田んぼ一帯を指しますが、ちょっと範囲が広くなるので公園単位で。

本当に政令指定都市なのか疑われる程度には緑。

発見した生き物たち

爬虫類

ニホンカナヘビ

芝生の上を疾走するところを発見して追跡。
ヤモリじゃないのに結構木登るじゃん。

ニホンカナヘビ(Japanese grass lizard)

ニホンカナヘビ(Japanese grass lizard)

貝類

他にもいたけど、観察の用意がないのでとりあえずこれだけ。

ヒメタニシ

かなぁ。
七里総合公園の池の中で発見。

国産タニシは4種類しかいないらしく、サイズと形的にそれっぽい?
わかる人がみればすぐわかるらしいけど。。。

ヒメタニシ(Freshwater snail)

貝殻の上のほうが水色。
子供のころ何食べてたんだろな。

ヒメタニシ(Freshwater snail)

手に取ったとき全くの無抵抗だったのでもしや死んでる?と思ったけど、水に戻したらちゃんと出てきました。

ヒメタニシ(Freshwater snail)

ウスカワマイマイ

日本自然保護協会の資料を参考にしつつ

  • 2cmくらい
  • 右巻き
  • 筋がなくまだら模様

ということでウスカワマイマイかなと。
でも日本には800種類もカタツムリがいるらしいのでどうですかね。。。

ウスカワマイマイ(Siebold's globular snail)

顔を出してるところはこれからの梅雨の時期に撮れるかなぁ。

甲殻類

アメリカザリガニ

七里総合公園を出た先にある大谷ホタルの里で発見。
ハサミが片方行方不明…子供がガサガサやってるからね。

アメリカザリガニ(Crayfish)

生態系の破壊者として名高いアメリカザリガニだけど、ホタルの幼虫を食べるのか?という実験では

  • 極度の空腹状態になったら食べることはある
  • 自然には他に豊富な餌があるので実際は不明
  • ザリガニの切り身は逆にホタルの幼虫が食べる

とのこと。
ホタルの毒はカエルやトカゲが食べるとショック死することがあるとかいうし、アメリカザリガニのせいで壊滅ってことはないのかな。

昆虫類

ヨイヤミコハナバチ

だと思う。
たぶん。

何分小さい上に動き回るので、なかなかいい感じの写真が撮れません。
そしてコハナバチは些細な違いで60種くらいいるらしく。

  • 腹に白い帯
  • 胸と腹の間はくびれている
  • 脚は黒い
  • 翅は茶色
  • 体長7mmくらい?

ヨイヤミコハナバチ(Sweat bee)

ヨイヤミコハナバチ(Sweat bee)

ヨイヤミコハナバチ(Sweat bee)

実際のサイズはこれくらい。
花はたぶんキンシバイ(直径4~5cmくらい)

コハナバチ(Sweat bee)

ギンランキマダラハナバチ

こっちはノゲシ?にいたやつ。
ノゲシの花が直径2cmくらいだから体調10mmくらいかな。

  • 触覚や脚が茶色
  • 腹は茶色にこげ茶の帯

ハチはハチでも寄生蜂(宿主はなんだろか)
寄生蜂は子供のために花粉を集める必要がないので毛がほとんど生えていないとのこと。

ギンランキマダラハナバチ(Cuckoo bee)

ウツギノヒメハナバチ

かなぁ。
背中に土ついてるし。

虫はいろんな角度から撮っておかないと同定が難しい。。。

ウツギノヒメハナバチ(Mining bee)

セイヨウミツバチ

ミツバチは絶対花に向かってくるから飛んでるところが撮りやすくていいね。

セイヨウミツバチ(Western Honey Bee)

翅脈は確認できず。
でも全体的に黄色っぽいからセイヨウミツバチのはず。

セイヨウミツバチ(Western Honey Bee)

マガリケムシヒキ

小さい虫を食べる、益虫タイプのアブ。
オスは前脚の附節まで黄色いらしいので女の子かな?

マガリケムシヒキ(Robber fly)

名前の由来は頭の一部の毛が前方に曲がってるかららしい。
拡大してもわからなかったけどw

アシボソミケハラブトハナアブ

かなぁ。
毛深いし。
一応胸と腹の間に黄色っぽい毛が生えているように見える。

アシボソミケハラブトハナアブ(Hoverfly)

クマバチかと思って期待してガッカリしたのは内緒。

アシボソミケハラブトハナアブ(Hoverfly)

白っぽい毛が生えてた形跡?
はげちゃった?

アシボソミケハラブトハナアブ(Hoverfly)

キイロホソガガンボ

お前らいつも葉っぱの表面にいるけど敵いないのか?
脚が長すぎてアンバランスに見えるけど、ハエの仲間と考えるとすごくスリムでスタイルいいのかもしれない。

キイロホソガガンボ(Crane Fly)

 

アメンボ

ガガンボに似てるけどこっちはカメムシの仲間。

そこいらで子供がバッシャバッシャやってるのに気にせず合体中。
アメンボは生まれたときから泳げる?ので、周囲にいた小さいやつは幼体だったのかも。

アメンボ(Water striders)

アメンボと水底に写る影の差がすごい。

アメンボ(Water striders)

クシコメツキ

かなぁ。
コメツキムシなのは間違いないと思うんだけど。
体長10mmくらい。

クシコメツキ(Click beetle)

クシコメツキ(Click beetle)

日本産コメツキムシデータを見るとものすごい量が登録されていて。
何にでも研究者ってのはいるもんだ。。。
日本には800種類くらいいるらしい。

コアオハナムグリ

毛深くてよく花粉まみれになってるやつ。
受粉によさそうだけど、あまり移動しないのでミツバチみたいにはいかないか。

数匹で同じ木にくっついてたりするけど、色が緑だったり茶色だったり結構幅が広いよね。

コアオハナムグリ(Smaller green flower chafer)

モンシロチョウ(さなぎ)

ガードレールにくっついていたさなぎ。
もっといい場所があるのでは?と思いつつ、捕食者が登ってこれないからいい場所なんだろうか。

モンシロチョウ(Small White)

モンシロチョウやアゲハチョウはその場所によってさなぎの色が変わるらしく。
ツルツルだと緑、ザラザラだと茶色の確率が高いらしいけど、それならこいつは緑になっているはず?
謎だ。。。

ミミズ類

ミミズって何類と表現すればいいのかと調べたらミミズ類でいいらしい。
マジか。

フトミミズ

フトミミズは日本のミミズの中で一番多いグループ。
実際はもっと細かく分かれてるけど同定できない。。。

フトミミズ(Oligochaetes)

ちょうどこの前日に大雨が降っていて、そこら中にミミズが這い出してました。
ミミズが雨の後に地上に出てくる理由は諸説あるけど、まだ本当のところはわかってないみたい。

背中の血管が脈打ってるとか意外と速いとかいろいろあるけど、一番の疑問はあの柔らかそうな頭で土掘れるのかってことだろうか。
干からびる前に戻れるといいね…。

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