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守谷野鳥のみち自然園に行ってきた①虫以外

2022-06-06




次はどこへ行こうかなぁとGoogle Mapをグリグリしていたら、茨城県守谷市に「野鳥のみち」という場所があるとのこと。
自転車でいけそうな距離だったので行ってみたら大変なことになりましたw

場所

守谷野鳥のみち自然園は林間を歩く「守谷野鳥の森散策路」と湿地帯の木道を歩く「鳥のみち」を含む一帯を指すようです。
周囲にある田畑を含め、巨大なビオトープといった感じ。
つくばエクスプレス守谷駅または南守谷駅から歩いていけます。

野鳥の森のほうは峠道という感じなのできちんとした靴で行くこと。
サンダルやパンプスだと転ぶこと間違いなし。

鳥のみちは木道を歩きます。
この辺り、いたるところでイノシシ注意の看板が。

湿地からやってきて木道に上がったらしき足跡はイノシシのものではありませんでした。
キツネ…かな…?

Google Mapの罠

ちなみに南側から行く場合は要注意。
Google Mapが示す通りに行くと詰みますw

ルートをドラッグして正解ルートに変えようとしても、頑なに変更を受け付けないGoogle Map。
左側の橋は常磐自動車道(高速)なので、自転車どころか一般道を走る車さえ渡れません。
4.7km先の橋を渡りましょう。。。

発見した生き物たち(虫以外)

野鳥のみちというわりに野鳥がほとんど撮れていないですw
気配はするけど今の時期は葉が茂り過ぎてて。。。

ということでほとんど虫ですが、数が多いので次回にして。
一旦それ以外の生き物です。

鳥類

アマサギ

正確には行く途中の野田市の田んぼでしたけども。
野生のアマサギは初めてです!
しかも婚姻色とは…!!

アマサギ(Cattle egret)

換算1200mmでも遠いところにしかいなかったのでピントが合ってるやつがあってよかった。
この後何かを捕まえてたけどそれはピンボケしてた。。。

アマサギ(Cattle egret)

この日、守谷野鳥のみち周辺の田んぼではサギ類を全く見かけませんでした。
利根川の南側の田んぼにはダイサギがたくさんいたんですけどねぇ。
公式サイトに記載があるのでちゃんといるのでしょうけども。

カルガモ

そんなに数は多くなかったけどカルガモも。
自主的に田んぼのメンテナンスをやってました。

カルガモ(Spot-billed duck)

羽繕いするときは眼を閉じちゃう派。

カルガモ(Spot-billed duck)

ツバメ

の幼鳥。
まだうまく飛べなくて疲れちゃうのか、地面にたくさん落ちてましたw
成鳥と思われるツバメは田んぼの上を飛び回って虫を捕まえていたみたいです。

ツバメ(Barn swallow)

ニワトリ

烏骨鶏はニワトリの品種なのでこれでいいんだろうか。
奥田新田入口の辺りで飼育されてました。

ニワトリ(Chicken)

雛も何羽か。
ママンの足元をうろちょろと走り回ってました。

ニワトリ(Chicken)

爬虫類

ニホンカナヘビ

この日見かけたカナヘビは2匹。
この子はサイドの模様がかなりはっきりしています。
模様が黒く縁どられてますね。

ニホンカナヘビ(Japanese grass lizard)

こっちはこの前七里総合公園で見つけた子。
この子はサイドの模様があるにはあるけど、あまりはっきりしてなくて黒い縁取りもない。
この日見つけたもう一匹もこのタイプでした。

ニホンカナヘビ(Japanese grass lizard)

カナヘビは模様や体型に地域差があると言われますが、地域差なのか個体差なのか微妙なところですね。
模様図鑑とかあったりしないだろうか。

両生類

ニホンアカガエル

両生類保全研究資料室によれば、背側線が曲がらずまっすぐ降りているのがニホンアカガエル。
鼓膜の辺りで曲がるのがヤマアカガエルとのこと。

線はまっすぐに見えます。
喉を見れば確実にわかるみたいですが、喉は撮れてません。。。

ニホンアカガエル(Japanese Brown Frog)

撮ったときは気付かなかったんですが、何やらオレンジの虫?を見つめていました。
なんだろう、ハムシかな。

ニホンアカガエル(Japanese Brown Frog)

ウシガエル

だと思う。
背中に斑点があるし、何よりデカい。
多少離れていたので正確なサイズはわからないけど、すでに大人のアマガエルくらいはあるんじゃないか。

ウシガエル(American bullfrog)

ウシガエルはカエルになるまで1~2年かかるけど足が生えるのはオタマジャクシ期の終盤なので、これは去年生まれた子なのかもしれない。

ウシガエル(American bullfrog)

ニホンアマガエル

こちらは別の田んぼにいたオタマジャクシ。
模様があるのは同じだけど、ウシガエルが斑点だったのに対しこちらはまだら模様。

ニホンアマガエルのオタマジャクシにあるという尾の付け根の黒い斑点を確認。
飼育していた人の写真を見ても同じような模様をしてます。

身体部分はアマガエル成体と同じくらいのサイズなので、そろそろ足が生えてくるころですかね。
ウシガエルと違って1ヶ月でカエルになるスピード変態です。

ニホンアマガエル(Japanese tree frog)

魚類

ミナミメダカ

今や希少と言われる野生のメダカだけど、ここでは木道の下の湿地で大量に泳いでました。
卵を持ってるのでこれからくっつける場所を探すんだろな。

ミナミメダカ(Japanese rice fish)

甲殻類

ホウネンエビ

たくさんある田んぼのうち、ある一角に大量に泳ぐ謎の生き物。
5月末~6月上旬の短い期間に誕生~産卵までを行い親は死んでしまうので、見られたのはかなりラッキーだったかも。

これは卵を抱いてるから女の子で…

ホウネンエビ(Fairy shrimp)

この記事によればオスは頭にメスを抑えるための器官があるということなのでこれも卵持ってない女の子で…

ホウネンエビ(Fairy shrimp)

これが男の子かな。
お腹は卵のうがないのでスッキリしてますね。

ホウネンエビ(Fairy shrimp)

泳ぐとこんな感じ。

ちなみにこのホウネンエビ、飼育キットが売られているので自宅なら簡単に見られます。
うまくいけば累代飼育できるそうなので夏休みの自由研究にいいかも?

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