アトピー 雑記

アトピーの治験始めました

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前からちょこちょこ書いてますが、私は大人になってから発症した大人アトピーです。
良くなったり悪くなったりを繰り返して、もう6年くらい経つでしょうか。

今回新しく通いだした病院がたまたま治験に参加していて、まだ発売されていない新薬を試せることになったので、アトピー持ちさんに参考になりそうなことを書いてみます。

治験とは

治験って人体実験でしょ?
とか
治験バイトってすごいお金もらえるんだよね?
とか
人によってイメージが違うと思いますが、概要としてはこんな感じ。

厚生労働省から薬として承認を受けるために行う臨床試験のことを「治験」といい、治験に使用する開発中の薬を「治験薬」といいます。現在販売されている薬は、多くの患者様に参加いただいた治験によって効果や安全性が確認され、厚生労働省で審査を受けて販売の承認が与えられたものです。

エーザイ株式会社より。

治験のステージ

治験は大きく3つのステージに分かれています。

第I相試験
通常、少数の健康な成人又は患者様を対象として、治験薬の安全性や、治験薬がどのように体内に吸収され排泄されるかを調べます。


第II相試験
比較的少数の患者様に対して、第I相試験で安全性が確認された用量の範囲で薬剤が使用され、薬の安全性、効き目、適切な投与量等を調べます。


第III相試験
多数の患者様に対して薬剤を使用し、第II相試験よりも詳細な情報を集め、実際の治療に近い形での薬の効き目と安全性を確認します。

エーザイ株式会社より。

治験バイトで稼ごう!なんて言ってるのは、おそらく第I相試験ですね。
報酬は高額ですが、1日に25回も採血したりするそうです。。。

高額裏バイトとして有名な『治験』に参加してきたので体験談を書いてみた

私が参加しているのは第III相試験。
ある程度安全性が確保されていて、これが通れば薬として販売できるぞ!
という段階です。

患者から見た治験のメリット

新しい可能性を試せる

個人的にはこれが一番大きいかな、と思ってます。
そもそも治験を考えるような人は

  • 結構ひどい症状がある
  • いくつも病院を試したけど治らない

という感じじゃないでしょうか。
既存の治療法で治らないから困ってるわけです。

治験薬は今までと異なるアプローチでの治療となるので、今まで治療効果が見られなかった人にもすごく効いて症状がよくなる、かもしれません。

治療費の軽減

診察代、検査代、薬代…。
病気になると、とにかくお金がかかります。
皮膚系の疾患は長期化しやすいのでなおさらです。

治験に参加すると、その費用が多少なりとも軽減されます。
すべての治験で同じ条件かはわかりませんが、私の場合はこんな感じ。

薬代が無料

治験薬はもちろん、ステロイドや保湿剤も無料でもらえるようになりました。
ステロイドと保湿剤はたくさん使うので、かなり助かります。

検査費用が無料

治験に必要な検査はすべて無料です。

  • 血液検査
  • 尿検査
  • 血圧
  • 体重
  • 胸部レントゲン
  • 心電図

今のところはこれくらい。
健康診断のように結果をもらえるわけではないのですが、大きな異常があれば教えてもらえる、と思われます。

治験開始前の検査で異常が見つかった場合は治験に参加できない場合もあるので注意。

通院1回につき1万円補助

交通費という名目でお金をもらえます。

治験に参加したくても、近場に対象病院がないこともありますよね。
交通費が出れば、より広範囲の病院を探すことができます。

ちなみに私の場合は自転車で行けるので、1万円は丸々お小遣いです。

患者から見た治験のデメリット

副作用が起こる可能性がある

薬の安全性を確認するための試験なので、当然リスクはあります。
とはいえ、第III相試験の場合は病院で違う薬に変えるのと同じくらいかと思ってますが。

決まった日に通院しなければいけない

治験をしてなくても皆さん通院はしていると思いますが、治験に参加すると普段よりも通院スケジュールが厳密に管理されます。

ある程度は相談できると思いますが、働いている人は仕事を早退するなどが必要になりそうです。

休薬期間に症状が悪化するかも

治験開始前に使っている薬がある人は、治験開始前1カ月~半月くらいの間休薬を指示されます。

私の場合はIgE抗体の生産を抑える薬と塗り薬を止めたのですが、治験開始1週間前から急激に悪化して、会社を休みました。。。

治験を開始した今は治験薬とステロイドがあるのでかなり回復はしましたが、一度悪化したため今もまだ会社を休んでます。

使える薬に制限がかかる

治験薬と相性が悪い薬は使わないように言われます。
現在ほかに通院している病院がある場合は説明状を渡すように指示されました。

この薬の制限が結構範囲が広くて、例えば市販の風邪薬は全部NG、葛根湯のみOK、ということです。

他の病院に通院する場合は先生・薬剤師に説明する用のカードを常に携帯して、問題ない薬を出してもらいましょう。

市販薬は薬剤師が常駐している薬局なら相談できますが、基本的にはNG。
鎮痛剤など常用している薬があれば事前相談となります。

妊婦は参加できない

まだ認可されていない薬を飲むので、妊婦さんは参加できません。
もし途中で妊娠・出産を希望する場合は治験を中断することになるそうです。

妊娠検査は女性のみ通院の度に行われます。

治験に参加する方法

病院で相談する

すでに病院にかかっているのであれば、先生に相談してみましょう。
治験を行っている病院を紹介してもらえるかもしれません。

ネットで探す

「治験 病院 募集 病気名」などで検索すると、治験を行っている病院のサイトが出てきます。
例えば

細野クリニック(東京都中央区)

東京逓信病院(東京都千代田区、紹介状が必要)

明和病院(兵庫県西宮市)

長崎大学病院臨床研究センター(長崎県長崎市)

などなど。

大学病院などが多い印象ですが、私が通っている古い雑居ビルの一室(心電図などはほかの病院で実施)というパターンもあります。

治験の募集サイトで探す

見た感じ、第I相試験が多そうな印象なのでリンクなどは載せませんが、様々な治験を募集しているサイトがあります。

中には詐欺まがいのサイトもあるそうなので、あまりおすすめしません。

まずは病院で相談を

長年通院してるけど、なかなか治らない人。

小康状態で病院行ってないけど、そろそろ本格的に治したい人。

よくわからないけど急に体調が悪くなった人。

とりあえず、みんな病院で相談しましょう。
行動しなきゃ始まりません。

早く病気を治して、人生楽しくいきましょう!!

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