どうも。
エンジニアです!
と大声で言うのが恥ずかしい、よわよわエンジニアのはじっこです。
先日、こんなのがありまして。
こういうツイートを見てる人はカモじゃないんだよなぁ。 https://t.co/tyUaLoYJOm
— はじっこ (@snapstroll) December 16, 2019
現役エンジニアとしては
プログラミングスクールっていらないんじゃね?
お金かけないで勉強する方法あるよ?
と思っているのですが、スクールがこれだけ乱立しているところを見ると、みんな知らないんですかね。。。
もちろんすべてのスクールが悪というわけではありませんが、不要な場合も多いはず。
ということで、プログラミングスクールを使わないで勉強する方法を考えてみます。
※あくまではじっこの意見です
目次
勉強を始める前に
最近はPCを持っていない人も多いと聞きますが、まじめに勉強をするのであればPCはあった方がいいです。
スマホやタブレットでもできないことはないですが、
- 画面が小さい
- 開発環境が作れない場合がある
- 処理能力が足りない
という問題があるので。。。
ただ、ドン・キホーテの激安PCみたいなのを買っても安物買いの銭失いになるだけなので、まずはPC不要の勉強法をやってみて、続けられそうであれば検討すればいいと思います。
ちなみにAndoridでpythonを動かしてみるとこんな感じ。
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AndroidでJupyterを動かしてみた
先日、Android上で動作するPydroid3というアプリをインストールしました。 このアプリ、Jupyterが使えるというので試してみたら…こいつ…動くぞ…!! 目次1 環境の作り方1.1 Pyd ...
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無料で勉強する
学習用サイトを利用する
一部有料だったりしますが、無料で(スマホでも)勉強ができるサイトがあります。
サイトによって使い勝手が違いますが、無料なので気に入るものを探しましょう。
ネット上の入門サイトを利用する
プログラミング言語+入門というキーワードで検索すると、大抵のメジャー言語で入門者用サイトがヒットします。
ゼロから始める場合、私のおすすめは開発環境の準備がいらない言語ですが、
などがあります。
会員登録が不要なので手軽ですし、サンプルコードが載っていることも多いです。
無料の勉強会に参加する
エンジニア向けのイベント募集サイトというのがありまして、初心者向けに無料の勉強会をやっている場合があります。
イベントによって「初心者」の定義にばらつきはありますが、ゼロから始めるようなものもちゃんとあります。
企業開催の場合は有料コースへの勧誘が目的だったりしますけどね。。。
勉強会は東京や大阪など大都市での開催が多いので、地方民だと参加できるイベントが存在しないという悲しい現実も。。。
が、参加できれば同じレベルの友達ができる可能性もあるので、とりあえずイベントのチェックをしてみるといいかもしれません。
誰かが書いたコードを写経してみる
写経=誰かが書いたコードを丸写ししてみることです。
コピペじゃだめですよ!
どこからコードを入手するかですが、
など、ググるとたくさん出てきます。
一応このブログでも、掻いたコードをGit Hubに上げたりしてます。
有料で勉強する
本を買う
昔からの鉄板ですね。
ネットの情報が充実している今、本がなくても勉強は可能です。
ただ、1冊に情報がまとまっていますし、1冊読み終えると「勉強した!」って気分になります。
本は数えきれないほど売られていますが、
現状の仕様について解説したリファレンス系はすぐ陳腐化するのでおすすめしません。
※言語仕様は公式を見ましょう
分厚い本もおすすめしません。
※全部読み終わる前に心が折れます
※特に、表紙にリアルな動物が書いてあるやつ!
大きい書店に行っていろいろ見比べて、自分がわかりやすいものを買うのがベストです。
ただ、それが難しい場合は、Amazonで人気の本を買うのでもありかと。
Amazonや楽天Koboだと試し読みができる場合があるので活用しましょう。
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家電なんかだとAmazonのレビューは信頼できない!といわれていますが、この手の書籍は大丈夫…なはず。
本のタイトルで検索して、購入した人のブログを探すのもありです。
学習用サイトで有料会員になる
上に書いた、無料学習用サイトの有料会員になる方法です。
サイトによっては高度な講座や一部機能が有料会員しか使えない場合があります。
月額1000円程度のサイトが多いので、サイトを気に入っているのであれば検討してみましょう。
有料動画を購入する
udemyという、有料の動画サイトがあります。
youtubeの広告でも流れてたりするので、聞いたことがある人もいるんじゃないでしょうか。
ここの料金はちょっと謎で、買い切りではあるんですが、しょっちゅう値段が変動します。
例えば、Web 開発入門完全攻略コース - プログラミング をはじめて学び創れる人へ!未経験から現場で使える開発スキルを習得!というやつ。
94%OFFってなんですかねぇ…。
動画が1本というわけではなく、こんな感じでたくさんの動画が詰まったコースになってます。
これ全部の値段が2019年12月21日現在で1320円。
時期によって値段が変わる場合があって、80%OFFだったり90%OFFだったりします。
他にも
未経験からプロのWebデザイナーになる! 400レッスン以上の完全マスターコース
はじめての Ruby on Rails入門-RubyとRailsを基礎から学びWebアプリケーションをネットに公開しよう
[HTML/CSS/JavaScript] フロントエンドエンジニアになりたい人の Webプログラミング入門
なんかは(現時点では)1000円ちょっとなので、安くておすすめです。
プログラミングスクールは転職有利?
プログラミングスクールには転職支援がセットになったコースがあります。
でも正直、転職が目的ならスクールはいらないと思うんですよねぇ。
数か月で実務レベルのスキルが身につくわけない
これは、ほぼ断言していいと思います。
エンジニアとしてのスキルはプログラム言語の習得だけでは足りません。
大抵の場合はDBの知識が必要になりますし、サーバー開発をするならLinuxの知識も必要ですし、スマホアプリならAndroidやiOSなど、OSと端末の仕様理解が必要です。
スクールがいう実務レベルがどの程度を指すのかわかりませんが、数か月でこのような周辺知識も含めて習得し、1人で仕事ができるようになったら天才です。
自慢していいです。
スクール卒業生の給料は?
直接金額を聞いたことはないのですが、スクール卒業生(実務経験なし)は未経験に毛が生えた程度かなぁと。
基本情報技術者のような資格ですらあまり役に立たないくらいですからね。
できること(スキル)と経験(職務経歴)が重要視される職種です。
未経験の20代を採用する会社は結構ある
私が所属してる会社の中途採用や現場で出会った他会社の人を見てみると、IT業界すら未経験だった若手というのはそう珍しくありません。
もちろんGoogleに未経験で入りたい!となると
そんなもん経験者でもトップエンジニアしか入れんわ現実見ろ
ってなりますが、小さい会社だと元飲食や元アパレルでも、人間性に問題がなければ採用することがあるんです。
実際、転職サイトで検索すると
未経験歓迎!
しっかり教育します!
って募集が結構ありますよね。
これにはカラクリがあって、SES契約というとにかく人を派遣すれば儲かる業態の会社が人手を集めたがっているからです。
教育の方法としては
- 自社内で勉強会を行う
- 会社負担で外部のスクールに出す
の2通りがメジャーかと思います。
給料をもらいながら勉強できたり、スクール代が会社負担になることを考えると、わざわざ自費でスクール行く意味がない気がしますよね。
それでもスクールが魅力的に見える人は、一度これを読んでみてください。
だいたいあってると思います。
アラフォー世代の転職はおすすめしない
あくまで未経験からの、ということですが。
プログラマーやSEというのはルーチンワークではありません。
IF文やFor文が書けるなら仕事ができるかというとそんなことはなく、当然年齢が上がれば上がるほど経験やスキルを求められます。
言われたとおりにコードを書くだけなら、若手にやらせた方が安上がりですからね。
仮にプログラマーになった場合、
- 上司が年下
- 同期も若手ばかり
- 同年代はスキルのレベルが違いすぎる
というような状況が珍しくないと思いますので、人間関係で悩みがちになることもあるかもしれません。
自費でスクール行く必要は(ほぼ)ない
と、私は思います。
会社がお金出してくれるんならアリですけどね。
もしくは、スクール代を出しても全く懐が痛まないとか。
もちろん、1人じゃ続かないって人もいるでしょう。
そんな時はSNSで呼びかけてみてください。
初心者がゴロゴロしてます。
1人じゃエラーで詰まって挫折するって人もいるでしょう。
でもエンジニアになったら毎日そんな感じです。
経験が長い人が集まっても頭を抱えるような問題にぶち当たるときもあります。
それでもエンジニアになりたいですか?
趣味だったら、辛い思いしてまで続けなくても他の楽しいことしたらよくないですか?
スクールが紹介報酬をばらまいていることもあり、スクールのすばらしさを説くアフィリエイト記事がたくさんあります。
でも、少なくともプログラミングについては大金を払わなくても勉強できます。
数十万を払ってしまう前に、一度考えてみてください。