と言っても、幽霊が見えるとかいう話ではありません。
目次
見えるもの
左右の目にそれぞれ見えます。
目の痛みなどの自覚症状はありませんし、見ようとしなければ目に写ることもないです。
はじまり
今年に入ったくらいから、右目が飛蚊症に。
ので、最近自分の目の中を観察するのがブームになってる。1 光源用意
2 目薬さす
3 薄目にして、目の内側にピントを合わせる気になるのは左目に見える謎の黒いボルボックス
何となく、いいものではなさそう。
いい加減、病院行かないとかな。。。 pic.twitter.com/HOBFqIK6ox— はじっこ@フルリモート希望 (@snapstroll) 2018年8月18日
ボルボックスと書いてますが、どちらかというと脳みそみたいな曲線の集まりです。
もうちょっと細切れだけど。
2019年7月現在、特に拡大することはなく、危険なものじゃないのかな?って気がしてます。
色はだんだん薄くなってきました。
気泡みたいなやつは何個か増えて、今もそのままです。
謎の穴とクレーター
2018年12月ごろ、同じように目を観察していたところ、穴が開いていることに気付きました。
気泡があるのと同じ層と思われます。
うーん、硝子体の濁りだって言われた。。。
絶対違うんだけど。。。
濁りは濁りで別に見えてるんだけど。。。
むむむ。。。 pic.twitter.com/0w1Brldfrc— はじっこ@フルリモート希望 (@snapstroll) 2019年2月2日
この画像は、アカントアメーバのシストとその抜け殻です。
見えてるクレーターは○、気泡は☆で囲まれているやつに似ています。
当初は右目に1つ空いているだけだったのが、だんだん増えてきて、今では左右にそれぞれ穴とクレーターが見られます。
観察方法
横になっていると、房水内の細胞?が邪魔して見えないので、座ってやるほうが見やすいです。
目薬はなくてもいいですが、あったほうが光が拡散するのかよく見えます。
ライトは目を傷めそうなので、近づけすぎないように注意します。
- 光源を用意する(スマホのライトを使ってます)
- 目薬を差す
- 目を薄く開け、少しずつ光を目の中に入れる
- 角度や目の開け具合を調整すると、目の前に白い壁のようなものが見えるのでこれを観察する
穴が開く周期
当初は2週間に1つ程度、左右の目のどちらかに増える程度でした。
2019年7月現在は、1週間に2つ空くこともあるかも。
確実に増えてます。。。
穴→クレーターへの変化
この穴、以下の特徴があります。
- 穴が空く前兆がない(少なくとも12時間前は何もなかったところに突然出現する)
- 穴が空いてから1日~数日でふさがってクレーター状になる
- クレーターが浅い場合、時間経過で薄くなって見えなくなる場合がある
- 発生場所が集中していて、クレーターの上に重なって穴が空くこともある
- 穴の大きさがほぼ同じ
①穴が空く
この層は薄いグレーに見えるが、穴が深い場合はさらに中心に白く穴が空いて見える。
穴の外側には輪状に筋がついている。
穴の縁はいびつになっていて、膜が破れたような感じに見える。
②穴が黄色くなる
穴がない状態だとモノクロだが、深い穴が空いた場合はだんだん穴が黄色くなってくる。
穴の縁は水色や緑など。
いびつだった穴の縁はだんだんきれいな円になっていく。
③穴がオレンジになってくる
時間経過とともに、だんだん穴の色が濃くなってオレンジになる。
④穴が赤くなってくる
さらに時間が経つと、オレンジ→赤になる。
⑤穴がふさがって黒くなる
穴が浅い場合はこの状態から始まる場合もある。
カラフルだった穴の縁もグレーになってくる。
⑥穴の色がだんだん薄くなる
黒かった穴がだんだん薄くなる。
①のように穴が深いとここで止まる場合もある。
⑦穴の色が背景と同じくらい薄くなる
黒い穴がなくなって、クレーター状の後だけ残る。
⑧クレーターが薄くなって跡が見えなくなる
だんだん薄くなるというより、いつの間にか消えてなくなっている感じ。
①のように穴が深い場合は消えないことも多い。
病院での診察結果
2018年8月にボルボックスを発見してから定期的に病院に行っています…が。
基本的に話を聞いてもらえません。。。
先生めっちゃ早口だし。
患者としてはちょこっと検査追加してもらえたらそれで安心するんですが、今それの同定できないから!だそうです。
実際はそんなことないのかもしれませんが、また患者が自己判断で面倒なこと言い出す前に終わらせちゃおーって感じ。
何人かの先生にあったけど同じ対応なので、病院変えても変わらなそう。
飛蚊症については網膜の写真を見る限り問題ないので生理的なもの。
ボルボックス、穴、クレーターについては「それ硝子体だよ!」といつも言われます。
でも絶対違うんだよ…。
硝子体に浮かぶ繊維質というかゴミは別に見えてるんだよ…。
緑内障とかみたいな、視界の欠けじゃないんだよ…。
硝子体の向こう側、壁というか底というか、に「あるのが見える」んだよ…。
とりあえず、自分で観察つつ、ググりつつ、先生が納得しそうな情報を集めています。
自分で調べた「それっぽい病気」
現時点ではアカントアメーバだろうと思ってます。
偽黄斑円孔
網膜の上に膜が張り、さらにその膜に穴が開いている状態、らしいです。
目は最終的に網膜で光を感知するわけですが、その上の膜に穴が空いたらこんな風に見えるのでは?と考えました。
が、だとすると穴は硝子体の手前に見えてないといけません。
穴は硝子体の奥に見えているので、これは違うなーとなりました。
フックス滴状角膜内皮ジストロフィー
角膜の内側(角膜内皮)に異常が起こる病気です。
角膜は6層からできていますが、内側から2番目(デスメ層)が一番内側(角膜内皮)にしみ出してきてしまうらしいです。
場合によっては破れるものもあるとのこと。
確かにクレーターは一度膨らんだものがしぼんだようにも見えるので、一度水疱ができて、そのあと水が抜けたのかなーと思いました。
ただ、これだとクレーターが消えるっていうのが解決できないんですよね。
角膜内皮は傷ついても再生しない組織で、穴が空いた場合などは周囲の細胞が大きくなることでふさぎます。
ということは、クレーターができたらずっとそのままのはず。
なので、これも除外しました。
アカントアメーバ
見えてるクレーターに非常によく似た写真を発見。
角膜の一番外側(角膜上皮)の写真です。
アメーバは生育環境がよくないとシストと呼ばれる休眠状態になるのですが、アカントアメーバの場合は写真のように二重構造になっているのが特徴だそうです。
左下に写っているのがクレーターにそっくり。
右上に写っているのは、最初に見つけた気泡みたいなやつにそっくりです。
アカントアメーバは水道水や池などどこにでもいるアメーバですが、めったに感染しないとされています。
コンタクトレンズを適切に使用しなかった場合に角膜で増殖、アカントアメーバ角膜炎を起こすが、症例は少ないとのこと。
結構最初のほうでそれっぽいなーと思って先生に言ってみたものの、速攻で却下されましたw
が、上記レポートの中で
角膜手術を受けた人に偶然この二重構造が発見された。
患者はずっと無症状だった。
と書いてあったり、こちらのレポートの中で
健康日本人成人20名を調べた結果、50%にアカントアメーバ特異的T細胞応答が観察され、明らかな感染歴がなくても健康成人の約半数ではアカントアメーバに対する感作が成立していることが判った。
と書いてあるので、
- 実はアカントアメーバの感染自体は珍しくない
- コンタクトレンズを使わない人は角膜炎を起こすほどアメーバが増殖しないため無症状
- コンタクトレンズを使わない人は角膜の検査をする機会が少ないので、あまり知られることがない
ということなんじゃないかなーという結論に達しました。
じゃあなぜコンタクトレンズを使用しない人は重症化しないのか。
アカントアメーバは細菌を食べて増殖します。
コンタクトレンズの消毒が不十分な場合、ケース内で細菌が増殖→それを食べるアカントアメーバも増殖。
でも目が健康であれば、角膜上に十分な細菌が存在しないのでアメーバも増えることができない=角膜炎にならない。
ってことかなーと。
クレーターが消える件も、角膜上皮は代謝が活発な組織=短時間で表面の細胞が入れ変わるので次第に消えていく、と。
角膜の検査をしたわけではないのであくまで自分の中の仮説ですが、今のところこれが一番しっくりきてます。
今後
次回の検診で、アカントアメーバについてまとめた内容と観察結果をレポートにまとめて提出。
先生が角膜の検査をする気になってくれればいいなーってとこですね。
穴が空く周期が早くなってる気はしますが。。。
見えてるのは角膜のごく一部のはずで、一部に集中する傾向があるので、たまたま見える範囲にたくさんできてるだけなのかもしれません。
とりあえず、毎日の観察は継続します。
見えてるものをそのまま出力できる機械があれば解決するのに。。。
誰か、同じ症状の人とか詳しいお医者さんとかいないかな。。。