猫好きは知っている?
しゃべる猫しおちゃん
眼球に斑点がいくつもあります。
体重も減ってしまったということで、ちょっと心配な状態。。。
猫の目の斑点について調べてみたところ、他にも同じ症状が出てる子が。
どうも猫によくある症状らしいので、ちょっとまとめてみました。
猫の目に斑点が現れたら
病気の可能性
悪性黒色腫(メラノーマ)
メラニンから発生する悪性の腫瘍です。
メラノサイト(色素細胞)が存在する場所ならどこでも発生する可能性があります。
メラノーマが虹彩にできた場合、目に黒いしみができたように見えます。
しみが増えたり、眼球が盛り上がってきたら悪性の可能性あり…ということですが、詳細は生検しないとわかりません。
とはいえ、目を簡単に切れるわけもなく。。。
初期は経過観察になることが多いようです。
進行した場合は摘出手術になります。
対応が遅れると転移の可能性が高くなるので、眼球の肥大など明らかな異常がみられる場合は速やかに病院へ。
症例は12歳の猫で、5年前に虹彩に茶色の斑点ができていたとのことでした。
約1年前から眼球の腫大が始まり、来院時には一部出血していました。
猫のびまん性虹彩メラノーマの初期病変は、虹彩上に扁平な暗色斑として現れるため、良性の母斑や老齢性の色素性変化との鑑別が困難です。
進行すると、色素斑は拡大・集合し、びまん性に肥厚し、色素沈着した虹彩になります。
今回の症例は虹彩だけでなく強膜への浸潤も認められ、腫瘍により続発性緑内障となっていました。
淀川中央動物病院より
角膜黒色壊死症(角膜分離症)
角膜が黒く変色し、剥がれ落ちる病気。
痛みを伴うため、猫が目を気にしていたら要注意です。
猫の角膜黒色壊死症は、角膜が黒く盛り上がり乾燥し、剥がれ落ちてくる病気です。最初は目をしょぼしょぼさせる結膜炎症状ですが、徐々に目が開かなくなり、角膜中心部が黒味ががってきます。黒くなった角膜は時間と共に浮き上がり黒い痂疲の様に見えてきます。最終的には黒色壊死病変は脱落しますが、状況により手術で壊死病変を摘出した方が安全な場合があります。写真下左は、初期病変。角膜がうっすら黒く見えてきます。写真下中央は少し進行した状態。黒さがはっきりとしてきます。写真下右は正常な角膜との境界がはっきりしてきています。
この病気は再発しやすく、反対の目に起こることもあるとのこと。
できれば眼科を専門でやっている病院に相談したいですね。
加齢のため
歳をとるとしみができるのは人間でも同じですが、猫の場合は虹彩にできることも多いそうです。
この場合は特に問題はないんですが、前述のメラノーマとの見分けが難しいとのこと。
目にしみを見つけたら、早めに病院に行って診てもらいましょう。
猫の目チェック
うちに住んでる野獣の瞳チェック。
たびお:問題なし
にげお:問題なし(スマホを近づけると逃げまくるから撮れない)
異常にいち早く気付くには、日々チェックするしかありません。
今度から定期的に写真に残していこうと思います。
あとは体重。
にげお氏が最近ずっしりもっちり中身の詰まった男に。。。
おもちゃにあんまり反応しない子なので、何か対策考えないとなー。
猫の鼻もチェック
猫の鼻で肺水腫(死の危険)に気づけるかもしれないとのこと。
こちらも普段からチェックしましょう!
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