守谷野鳥のみち自然園に行ってきた話虫偏の続き。
引き続き虫しかいないので嫌いな人はこっちをどうぞ。
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目次
発見した生き物たち(飛ばない系)
跳んだり歩いたりするのがメインの虫たち。
昆虫類
ヒナバッタ
若干顔の模様が違う気がするけど、白黒のお腹や翅の白い模様はあってるしヒナバッタのはず?
手前の脚が取れててお腹の模様がよくわかる。
鼻血出てる…?
そして不精髭生えてる…?
ヒメギス
小さめのキリギリス。
木道を歩いていたら振動に驚いたのか、突如池の中に身を投げた。。。
でも長い脚のおかげか意外と上手に泳いで枝の上へ。
背中の翅がないからまだ幼虫かな。
帰るときはいなくなってたけど泳いで渡った?
アオゴミムシ
ゴミムシ族は名前に反して綺麗な色をしているものが多く、あの手塚治虫も熱中したとか。
このサイトによれば、オスは前跗節が大きく団扇に広がるということなのでメスかな。
化学反応で100℃になる液体を噴出するミイデラゴミムシが割と有名ですが、こちらの記事によれば
アオゴミムシ類はメタクレゾール(消毒剤の1種)を噴射する。亜属や種によって独特の成分が検出されているものもいる。
とのこと。
メタクレゾールに毒性があるのかはよくわからなかったけど、とりあえず後ろに回らなくてよかった。
なんだか発射準備してるっぽいしね。。。
オオヒラタシデムシ
ペアでうろうろ。
メスはこのあと、卵と一緒に肉団子を地面に埋めるらしい。
成虫・幼虫共にすごく臭いらしく。。。
腐肉食だから?
よく見たらメスの触覚口に入っちゃってるね。
マルカメムシ
葉っぱに大量に集まっててトラウマになりそうになるマルカメムシ。
トライポフォビアの人にとっては単体でも大ダメージかもしれない。
このマルカメムシ、何やらすごい発見があったらしく。
- 多くのカメムシ類は特定の腸内共生細菌がいないと正常に成長や繁殖ができない
- マルカメムシは卵と一緒に共生細菌が詰まったカプセルも一緒に生む
- 幼虫がそれを食べることで共生細菌が受け継がれる
- カプセルを生むと母虫の寿命が縮む
とのこと。
共生細菌のRNAを調べたら共通の祖先をもつカメムシ一族とか見つかるのかな。
ノコギリカメムシ
個体数が少ないという噂だったけどまた遭遇。
視界に触角が入ってきて邪魔じゃないんだろうか。
なんだかのっぺりした顔。
触角はあごの下のほうから生えてんだな。
モモコフキアブラムシ
白いロウのような粉で覆われているからコフキアブラムシ。
アブラムシは1か所に大量につくわけだけど、実はこれ無性生殖で増えてるらしい。
暖かいうちは無性生殖、寒くなってきたら翅がある個体が生まれて有性生殖の相手を探しに行く。
葉の黒い点は吸われた跡だろうか。
このアブラムシはヨシにつくやつだから、農作物への被害的なのはないのかな。
クモ類
ササグモ
このササグモはなかなか可愛らしく撮れたんじゃないか。
正面から見るとまた印象が変わるだろうけども。
体長10mmしかないのにトンボを捕食することがあるとかないとか。
今トンボたくさんいるけどどうだろな…?
イオウイロハシリグモ
の子供。
最終的に15~25mm程度になるそうなので結構存在感あるね。
巣を作らず徘徊するタイプのクモで、もちろん虫も食べるけど水の上を歩いたり水に潜ってオタマジャクシを獲ることもあるらしく、大きい個体はカエルまで捕食するというからなかなかすごい。
ミミズ類
オオミスジコウガイビル
枯れ葉の上にめちゃくちゃ目立つやつを発見。
20cm前後くらいなので大きいは大きいんだけど、この種は最終的に70cmを超えるらしいのでまだまだ小物。
この前のミミズと言い、なぜうねうねしたものばかり撮ってるんだろうと思いつつw
コウガイビル属は口と肛門が一緒なんだけど、その穴がどこにあるかというと先端ではなく身体の中央にあって。
それでミミズやナメクジを食べるというのだけど…
最長70cmで身体の中央に穴があるって不便すぎじゃない?
どうやって食べるのよ…。
と思ったら予想以上に捕食シーンがたくさんUPされてましたw
外来種なのでいないに越したことはないけど、飛ぶことも走って逃げることもないので観察はしやすいかもしれない。
今回のルート
自転車を入れた総合結果はこれ。
当初の想定は徒歩を入れても100kmを切るはずだったのにえらいことになりましたw
徒歩は8.52km。
田んぼにしゃがみこんでる時間が多かったので思ったほど歩いてませんでした。
ルートはこんな感じ。
③より北側はほぼ田んぼでしたね。
今の時期は水が張ってあるし稲もまだ小さくて水棲生物がいろいろ見えてよいです。
今の時期は虫を探すにはいいですが、鳥を探すのには向かないので秋以降にまた来てみたいです。
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